ふと立ち止まって考えることが出来るのは人間だけだ

だいぶ前に気に入って写メしていた、攻殻機動隊の荒巻部長のセリフ。

「人の心はもろい
世の中の回転に呑まれて 快楽中心になると
利益効率追求機械やただの消費単位になってしまう」

お金があるときは、心の快楽を求めていたように思う。もっと心がワクワクして欲しい、燃えるような人生を送りたいと。お金がなくなってからは、生活のことを心配し、効率的な消費に気が向きやすくなってくる。

詐欺られるまでは、あまりお金に困ったことがなかったけど、流石にほぼ荷物やお金も取られて、30代後半になって、所持金が数十万と4千ドルくらいになったときは、情けなくて仕方なかったなぁ。

人を信じるというのは、美しくもあるけど、思考停止にもなる。自分で考えなくていいのは楽だから、それに甘えていたんだね。上手いこと言われて、自分にも言い訳できて、詐欺師たちにとっては俺に何もしてもらわない方が良かったんだと、後から気づく。もっと出来たことがいっぱいあったけど、少し抵抗があると面倒になってやめていたんだなと、今なら思う。

曖昧なままにし過ぎていた部分が多過ぎたというのが反省。笑い話みたいだけど、警察の話を聞いて、会社がこんな状態だったんだと知ったくらい。お金を会社に入れることはあっても、自分に出すことがなかったから同情された。

信用は失うと大変だということが身に染みてわかったけど、やってしまったことは仕方ないので、一から価値あるものを創り上げていくしかない。

価値あるものを作り出せれば、また風向きも変わることでしょう。幸い、いまだに応援してくれている人たちはいるので、少しづつ理想の場所を作っている所。

先日も紹介されて、医者で大学から出向で役所に行っている方が来られた。初対面でしたが、ちょうどそろそろ仕事を変えるタイミングだった。人生の節目などで、人生を考える時間を一緒に持てたらいいなと思う。

出会いには恵まれているので、飽きない。予想もできない展開が起こることがワクワクする。最初にやった時も、思っていた事業じゃない形で成長していったから、Inahoもやっていることの中から派生していくのだろう。

サイバーエージェントの立ち上げの時、カレンダー市場を立ち上げていたのを今でも思い出して笑える。ネットでカレンダーを売っていたとは誰も信じないだろうけど、最初からうまくいった会社などあまりない。だいたい、当初の予定通りに行くことが少ないもんだ。

時々、立ち止まり、振り返って、そして先を見て、また目の前のことをやることを心がけるようになった44歳だ。

 

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