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堀江さん事件に思うこと

昔から知っている人たちが、事件の渦中の人として
騒がれ、英雄になったり、一転して落とされるのをみて
何ともいえない気分です。
TBSさんの今日発プラスという番組からメールで
コメント求められたので、このようにこたえました。
「今回の事件で、まず友人として、このような事態を引き起こす前に、
もっと何か彼にできたのではないかと残念に思います。
偉そうかも知れませんが。
彼が、このように社会に対して影響力を与えられるほどの
力をもったということは、時代の要請に応えていたからだと思います。
力を得たものには、責任が伴うということの自覚が、彼には
足りなかったのだと思います。
受け継いできた世代や、今後の世代のためにも
我々30代がきちんと豊かな夢を与えて時代を担っていかなければ
ならないと責任を感じます。」
勝ち組、負け組といわれております。
何をもって勝ち組負け組と定義するのかと問い質したいですが、
物質的欲求の果てには、絶望しかないのだと改めて思います。
本当に生きていてよかった!と感じるためには、
短期的な視点で切り捨ててきたことを見直し、
忘れられていることを思い出さなくてはならないでしょう。
現代において、我々世代の責任というものを強く感じる契機に
今回の事件はなりました。
私たちは、過去から多くの方々によって命を繋いできてもらって
存在し、そして今も同時代を生きる人々から支えられています。
本質的に価値あることを行動によって作り出していかねばならないと
自戒いたしました。彼自身にとっても、これは良いことだったと
私は思います。
ただ、神田昌典さんが指摘されているような
「現代に単純におきかえてみれば、キャッシュ万能の資本主義の流れが
さらに加速化し、日本市場がグローバルスタンダードに飲み込まれていく」
ということにならないように、一人ひとりが自分事として
捉えていくことが、彼に対する友情かと考えております。
PS:素敵なBlogを発見しました。
このような言葉を紹介してくれています。
ぜひご覧くださいませ。
1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerece without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰  Worship without Sacrifice
(7つの社会的罪~Seven Social Sins~マハトマ・ガンジー)
後日乗 Blogより