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クリスチャニアという愛の場所

クリスチャニアという場所をご存知ですか?とある人に、かつて

「こんなことをやりたいんですよね」と理想を語っていたら、

「それってクリスチャニアみたいだね」と言われてその時初めて私も知りました。クリスチャニアがあるデンマークが幸福度ランキングでも1位になったことは、この場があったことも大きく影響していると思います。詳しくは下記のリンクで。

私は実験的な場所を作りたいと思っていましたが、ここもまさにそんな感じです。始まりは政府と対立していたようですが、落ち着いたのは、デンマークの寛容性によってでしょう。

沖縄は、日本政府によって、非寛容にさらされていると思います。辺野古の一連のやり取りは、尊敬と尊重が全く感じられません。その沖縄が、寛容でいられるか、もしくはされたことをそのままする非寛容的な社会になるか、どこかで試金石があると思います。

Inahoの存在が試金石になるかどうかはわかりません。対立を志向しているわけではないからです。沖縄の痛みを、小指の痛みに例えたように、誰かの痛みにも感受性を忘れない社会であってほしいと願っています。クリスチャニアとデンマークの関係のように、相互に良い影響を与えられる存在になれたら最高です。

Inahoと沖縄の関係。沖縄の日本の関係が相似であるように私は感じています。まずは理想的な社会ってなんだろう?ということを体現して行くことが大事なのかと思います。

クリスチャニアに興味持った方はこちらからどうぞ。

先進国に現存する地上最後の楽園、クリスチャニア。世界一非常識な場が挑む人類の一大実験とは?

 

「デンマークの魂はクリスチャニアだ」日本人が知らない本当のコペンハーゲン

こんなにも面白い場所が実際に存在していることに、当時は大きく勇気付けられました。記事を読まれた方はどう感じるのでしょうか?

何事も一人からしか変わらないですから、私はまずはこうして発信していこうと更新を頻繁にするようにしました。クリスチャニアという場所があることを、あなたも是非広めてください。

そしてクリスチャニア好きなら、Inahoにも住んで、一緒に街つくりしましょう!特に失敗した経験がある人がいいですね。失敗した方が人に優しくなれると思います。私もまだまだ未熟者なので、日々教えてもらっています。ご意見、ご提案も待っています。

そのうちInahoをやっている方達も順次紹介していこうと思います。今の人たちは、人の痛みがわかる人が多いです。本当に日々助けられています。

やりたいことは山ほどあって、あっという間に1日が過ぎていきます。やりたいことがない人や、人生つまらないなぁとか、元気がなかったりしたら、癒されてどうぞ。お問い合わせはこちらからよろしくお願いします。前向きになれるエネルギーのある場所より。

 

サバイバルと村つくり

小学校の頃、この本が好きでした。

実際にキャンプによく行く訳でもないのに、サバイバルという響きに憧れがありました。水がないときはこうすればいいとか、普段の生活でもマッチを持ち歩いてみたりと、今思うと笑ってしまいますが。

ロビンソンクルーソーとか、15少年漂流記なども好きでした。実際に遭難になったら、都会っ子なもので、虫イヤーとかなるんだろうけどと思いながら読んでました。

アニメでも南の島のフローネとか思い出深く残ってます。何かわからないけど気になっていたんですね。映画とかだとたくさんあるんですが、

特にこの辺が印象強いです。

漫画でも、

サバイバルが愛読書でした。ゴルゴ13よりもこちらの方が私は好きでしたね。


ドラゴンヘッドも覚えてますか?トンネルを抜けたあたりのことを覚えています。山賊ダイアリーと新白河原人は、日常でのサヴァイブ術で、刻々はちょっと毛色が違いますが、選択と覚悟がサヴァイバルです。

で、最近面白い漫画を読みました。この本を紹介したかったんですけど長くなりました。


7seeds。絵柄が少女漫画なので男性は苦手な人が多いかもしれませんが、35巻を飽きさせずに一気読みしたい気分にさせてくれる作品でした。7seedsを読んで、サバイバルをテーマにした内容にも男女の差があるんだなと感じましたね。壮大なテーマと複雑に絡んだ人間関係がよく練られててオススメです。男が書くサヴァイバルって、自分視点が中心のような気がして、生き残ることが重要で、直線的。女性が書くサヴァイバルは、関係性や生きる意味など、曲線的という印象です。あくまで私の印象ですが。

話は戻して、7seedsで印象に残っているセリフが、

「誰かを
まるごと 理解して
受け入れることは
なんと難しいか」7seeds

人は一人では生きられないけど、誰かと生きるのも簡単ではないことを、サバイバル本は感じさせてくれます。選択によっては命がけになったり、一期一会でもう会えないかもしれないということを感じさせてくれるのが好きなのかなと思います。

で、最初は冒険と旅なんですが、それから日常生活を作っていくんですね。

それが村つくりな訳です。リアル、シムシティ。村づくりをされている方も増えました。Dash村も村づくりの人気コンテンツです。コミューンのような動きは、ヒッピーカルチャーの頃からもありました。ダマヌールクリスチャニアは有名ですね。

最近では、パナマでカル・ヤラというコミュニティができていて、注目しています。ここは、今までのヒッピーコミューンがお金がないか、自給自足志向なのと違っていて、ビジネスして社会と関わりながら持続可能な社会することを大事にしています。今私がやっている沖縄のInahoのロールモデルの一つとして注目しています。

Inahoの広さは50万坪。東京ドームでいうと35個分くらい。約406エーカーくらいで、カル・ヤラが575エーカーなのでInahoより広いですね。

Inahoは焦らず、急がず、じっくりと毎日の生活から学びながら進めていきたいなと思っています。歩みがのんびりですが、一つ一つ物語を紡いでいきたいですね。

極限のサバイバルではありませんが、水のポンプが動かないとか小さなトラブルを日常経験しながら、生活を楽しんでいます。便利だと見えない、不便だからわかることを大事にやって行くのに、サヴァイバル本などで学んだ心構えが役に立ちそうです。

人生どこで繋がるかわからなくて楽しいですね。

Ps:
首謀者が明かす。パナマ・ジャングルの“金を生む理想郷カル・ヤラ村”の全貌と実態「みんなずっと滞在したくなる」

H:貴重な通信ですね、ありがとうございます。まずはじめに「“モダンなサステナブルタウン”、カル・ヤラとはなんなのか」、もう一度首謀者自身であるあなたの言葉でお願いします。

J:端的に言うと、カル・ヤラは“社会的・環境的責任のある街”を構築するための試み。人類が互いにとって、社会や経済、産業システムにとって、そして地球環境にとって優しい存在になれるかを実践する場所だ。今後人類は、どう地球の自然環境を保護し向上させていくか考えなければならないからね。

H:それを575エーカー(東京ドーム約50個分)の広大なジャングルでの“実践”、思い切ってますね。そもそも草案は、少年時代に没頭していたシムシティ(自分の街をつくるシミュレーションゲーム)だと聞きましたが…。

J:そう、15歳のときからかれこれ20年以上、人類文明と地球環境の共存について考えていることになる。そして、パナマのジャングルに街をつくったのが10年前。ここだったら熱帯地域だからエネルギー豊富で水も太陽光もたっぷりあるから年中エネルギー供給には困らない。作物も育てることができる。冬だからと休業する心配もないしね。それにパナマは小さな国だけど、とてもインターナショナル。街を歩けば、スペイン語に英語、中国語にヘブライ語だって聞こえてくる。多様性に寛容な国だから、グローバルが核のカル・ヤラにとってぴったりの場所さ。

H:然るべき場所にカル・ヤラは生まれた。現在、7年前から開始した教育プログラムが絶賛遂行中です。原始的な“ザ・村づくり”から、現代に必須のメディアコースまで多岐に渡っている。毎期、定員を超えるほど人気があるそうですが、一番人気は?

J:サステナブルアグリカルチャー(持続可能な農業)だね。コースでは、コンポスティング(堆肥化)の実技から、化学物質による土の肥やし方、植物のライフサイクルに至るまで土に関するすべてを学ぶことができる。それに農家の野菜がレストランへ運ばれ、消費されるまでのビジネス面もね。

以下中略