物語のはじめ

建国記念日だ。また旧正月も迎えた。そもそも建国記念日とは何だろうか?国の原点を考えるキッカケにしてもいい。権威と権力の成り立ち。人が人を統治する縮図としての企業にも活かす事が出来る。

オランダのベアトリクス女王の退位が発表された。なぜこの時期に?彼女の父親は、ドイツ人で国際ロータリーやWWFの設立に関わり初代総裁である。そして、彼の働きかけでビルダーバーグ会議が始まった。

毎年行われているが、唯一中止になったのは、彼自身がロッキード事件に巻き込まれた時だけだ。そしてその娘の退位が発表されたこの時期に、ボーイング787の事故があり面白い。本当に事故だったのだろうか?ロッキードは関係していないだろうか?

関係あるのか?ないのか?あるんだとしたらどういう関係?ただのゴシップを超えて、発想を飛ばせるか?あり得ないと思う事で世界は満ちている。日本の中の常識の方が世界の中ではあり得ない。

自分の場合も、よく色んなことと関連づけて報道される。毎回、忘れた頃に報道してくれるお陰で、ただで宣伝してくれているようなものだ。

悪名は無名に勝るという。心理的には、最初悪印象の方が、後で好印象に変わりやすい。真実は予想外な事のほうが面白い。どうせなら、世界の流れに関わっていく方が面白い。日本はまだまだ鎖国状態だ。たった100万人しか海外に住んでいない。

海外に行くと、日本語が通じるのが、ブランドショップと夜の遊び場ばかりだ。帝国歴が長いイギリスは統治も洗練している。実際歴史を見ると、結構えぐい事をしているのにも関わらず、植民地国から尊敬されていたり、文化的な影響を受けていたりと、悪い関係になっているのは少ない。

それに比べて、未だに日本は悪く言われがちだ。良い事もしていても、それをアピールするのも下手だし、それより悪い事の方が目についてしまう。

外国に出て行けば良いという簡単なものでもない。出て行ったとしても、魂がなければ馬鹿にされるだけだ。建国の由来も知らず、先祖の想いも知らず、ただ受け身に生きているだけでは、ゾンビのようなものだ。そんな奴は誰も相手にしたくない。

語るべき物語を持っているだろうか?経済の話ししか出来ない、つまらない人間など世界で通用しない。素直でいい人だけでは、子供の世界だけでしか通用しない。

気付いた人間はいつの時代も少ない。日本という小さい世界だけを相手にしていてもしょうがないのだ。世界は広いし、可能性に満ちている。

語るべき物語をスタートしてから飛び込むのだ。物語の始めとして、これ以上ない場所が沖縄であるのは言うまでもない事だ。

「物語のはじめ」への1件のフィードバック

  1. 日本人は特に関係を修復させるのが苦手ですね。
    一度失敗したら関係を切ったり、もう十分にやった、と自分に言い聞かせたり。
    死ぬまでやり続けるしかないんだな、と這いつくばって進んでいます。
    最後に栄光に包まれると信じて。

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