自然との相似

水。人間の体も約7割が水分だという。
水の惑星、地球。
当たり前すぎて見逃してしまうが、
水の性質は不思議ではないだろうか。
分子が活発に動き、結合がとれてくると
水蒸気になる。逆に温度が下がって
分子同士が結合しだせば、水になる。
更に冷えれば、氷となる。
すべては同じ分子からなるのに、
変化していく様は同じものからできているとは
思えないくらいだ。
心も似ていると連想した。
心が燃えて、水蒸気のように自由になれば
どんな状況にも対応できる。
逆に、心が冷えて、氷のように固まって、
意固地になれば、何も受け入れられなくなってしまう。
その中間に、液体の水の状態もあり、この状態では
比較的、心も柔軟になる。
心に対しても、冷たく接すれば頑なになり、
愛で暖かく接したら、水になり、それでも情熱を
注ぎ続けたら、軽やかな水蒸気となり自由になるのかなと。
自然の中に、答えはある。
それは、人間も自然の一部だからですね。

「自然との相似」への2件のフィードバック

  1. お久しぶり。コメントに共感したのでレスしまーす。私も以前、ヤカンでお湯を沸かしている時に、同じようなことを考えたよ。
    フランス人思想家ルソーは「自然に帰れ、自然の中の人間こそ真の姿である。」と言ってるもんね。今こそ人間があるべき姿の理想形が、自然のなかにあるように思われてなりません。ちょっとマジメすぎたかしら? では、また。

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