「本の紹介」カテゴリーアーカイブ

「社会を変える」を仕事にする

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
駒崎弘樹
英治出版がまた素敵な本を出されました。
読みやすい本なので、気軽に読めます。
最初、正直読むのが面倒だなぁと思いました。
苦労して、立ち上げて、成功したー!みたいな
話じゃないかなと。「そんなん充分経験したよ!」と
感じていたのです。
あと、「企業家はみな社会に役立っているよ」と
社会起業家という呼び方に反発を感じていたのもありました。
http://ozeki.fa-fa.com/?eid=437694
このイベントに参加してから意識が変わったものの、
俺だってやってるぜーみたいな、変なプライドもありました。
というわけで、ネガティブな印象があったのですが、英治出版だし、
担当さんの想いメールも来たし、Blogのネタにもなるし、
これもシンクロにシティかなと思って飛ばし読みし始めました。
偏見持っててごめんなさい。本当に素晴らしいです。
この本は、気楽に気さくに開けっぴろげに彼の人生を
開示してくれていて、深刻にならずに真剣にさせてくれます。
例えばこんな表現。
「放射能みたいな蛍光灯が煌々と輝くブックオフを出た。
渋滞がつづき、二速でノロノロと流される。運転席の
窓を開けてそこからバズーカ砲を突き出し、目の前の
なかなか動かないワンボックスカーに一発打ち込みたい
衝動に駆られる」
しかし、軽いテンポの文章で綴られていても、中身は苦悩を
経験した者の想いが詰まっている。
社会を良くしようと純粋に思えば思うほど、今の
日本は世知辛い。起業はただでさせつらいもの。
イイことしようとしているのに認められない辛さは
普通の起業よりも重いのかもしれない。
自分の無関心さを棚に上げて批判する人々を
生み出してしまう私たち。彼は病児保育という舞台から
世の中を変えていこうとしています。
子供が産まれてから、私も多くのことに気がつくように
なりました。普通でない状況に厳しい社会が日本です。
誰もが自分らしくいられる社会にしていきたいと
沖縄PJを進めている自分と彼は、
同志だ!
志のある人は、是非読んで、追体験をしてみてください。
自然と行動したくなることでしょう!
最後に本書の最後に記載されていた言葉を転載します。
「あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい」
マハトマ=ガンジー

出現する未来


紹介しようしようと思っていたのですが、思い入れが深くて
紹介が遅れました。いつまで経っても、満足できる紹介は
書けそうにないので、とにかく読んでください。
ここ1年で、一番のヒットです。折をいれた数、線を引いた数なども
最多です。紹介したい箇所は多々あるので、いくつか分けて
紹介しようと思ってました。
私と思考が似ている方には、絶対にお薦めです。
「熱意を持った市民が何人か集まれば、世界は必ず変えられる。
それ以外の方法で世界が変わった例はない」
マーガレッド・ミード
未来へのヒントが多く含まれています。
私はずっと、悟りへの興味を持っていました。
個人の悟りのプロセスと、組織・社会が変化するプロセスとの
類似が書かれていると私は感じました。
「あなたの仕事で一番大切な問いはなんですか?」
どのような立場の方であろうと、ヒントがあるでしょう。

ビジョナリーピープル

いつもお世話になってる英治出版さん。会社に遊びに行くたびに
本をもらって帰ります。たまりたまって読みきれてない・・・。
面白そうな本ばかり出してくれるのが最高です!
話題になっているのでご存知の方も多いでしょう。
一番最初に私が気に入った箇所をご紹介します。
「アフリカのことわざにもあるように、私は何かをことさら大切にしない、そして排斥もしない。なぜなら、もし片方(誉め言葉)を大切にするのなら、もう片方(辛辣な言葉)も大切にしなければならないからだ。」
「正しいと思い込めば、そこには、自分が人よりも優れていると過信する危うさが待っている」
  アンジェロウ
世界で活躍している人々の名言もありますし、人生の意義を考える上で
ご一読されてみてはいかがでしょうか?
そして今度、この本と関連して、セミナーに出させていただきます。
題して、
■沖縄プロジェクトで見えた『人生の意義』
http://www.commitments.co.jp/seminar05.html

よろしければご参加くださいませ!!

国富消尽

五月から三角合併が解禁されるという。
ちょっと調べてみた。
するとこちらのサイトにたどり着いた。
全国民必読 『国富消尽』
http://www.janjan.jp/culture/0512/0512246834/1.php

アメリカが進めるグローバリズムの本質、そして、それにより、日本人のお金がいわばアメリカに巻き上げられていく構造をよく分析しています。構造改革というものが、さも内政問題のような装いで進められてきたが、実はアメリカからの要求に基づいている。そして、日本は次第に身動きが取れない状況に追い込まれているというわけです。

よく知らないうちに、堀が埋められている気分だ。
自業自得ではある。子供は大人に勝てないように、知恵と経験に
格段の差がある。既存の経済の枠組みでは対抗できそうにない。
新たな枠組みが必要とされている。問題の解決は簡単で、
不必要な欲を捨てればいい。しかし、自分が囚人であることに
気付かない大多数は、監獄を守ろうとするだろう。
すべてが片付いても、対応できず、為すがままに奪われた自分を
きっと攻めるのが日本人だろう。ここが私たちのいいところではないだろうか。
日本が既存の経済体制の中で貧乏になるのはいいことなのかもしれない。
お金というバーチャルな存在がリアルを踏みにじる。膨れ上がった投機資金。
こうしたことから開放され、人と人、人と自然のつながりが感じられる
社会にしていきたい。
人の労働、価値を搾取する経済体制からの転換に、こうしたショックが
役立つのではないだろうか。お金に打ち勝つには、愛と信頼。
そうした見えないものに価値を置く考えしかないだろう。
お金は食べられないのだ。

ゾウさん

なんと、このゾウさん、ある物で出来ています。
それはなんでしょうか?
ぞうさん
ぞうさん posted by (C)ふぁーふぁ
正解は、象さんのウンチです!
なんでこんなものをつくっているのでしょうか?
象のウンチで、こんなことが行われています。

是非、このウンチプロジェクトを応援してくださいね。
ちなみに、このゾウさんは幸運の象らしい・・。
http://www.eijipress.co.jp/blog/2007/04/13/928/

孤児院応援プロジェクト

本タイトル: 南の島の「プルワン」

画像(ファイル):

コメント:
共感ファンドであるブックファンドで
素晴らしい試みをしています。

スリランカには、かつて約20年間にわたって続いた民族紛争と、2004年に発生したスマトラ沖地震の被害により多くの孤児が存在しています。
数年にわたりスリランカでボランティア活動をおこなってきたSPUTNIK International Japanは、現地の経済的、社会的に恵まれない子どもたちを対象に、孤児院の建設を計画しました。
孤児院の建設は、2007年竣工予定。国際交流や環境プログラム・語学教育などを通じ、地域社会貢献ができる人材育成を目標としています。
 本書の著作権料はすべて孤児院の建設・運営資金として活用されます

評価: stars

評価者: ふぁーふぁ

評価日付: 2007-04-16

カテゴリー: 応援 世界

著者: スプートニク インターナショナル ジャパン

出版年月日: 2006-05-29

出版社: 英治出版

ASIN: 4901234854

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