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井の中の蛙

「偉大な発見の種はいつでも私たちの回りを漂っている。
しかしそれらが根を下ろすのは、それを待ち構えている心にだけなのです」
   ジョセフ・ヘンリー(米物理学者)
「井の中の蛙大海を知らず」という諺があります。
森林の環境問題を考えていたら、この諺を思い出しました。
環境問題は、世界レベルで密接に関連していて、全部を把握することは
到底不可能に思えるからです。
森林伐採。その文字だけを追うと、自然破壊のように思えます。
ところが、自然のままにしていては、木は充分に育ちません。
ある程度人が手を入れることによって、自然のままよりは
森も栄えることができるのです。
日本の森の状況を知るには、
「緑の列島」をご覧ください。
http://eco.goo.ne.jp/education/kanbatsu/kanbatsu2004/00.html
現状がよくわかるかとおもいます。日本は、緑が諸外国に比べて多いが、
国内の森林を使わず、国外の森林を使うことで、国内の森が死にかけて
いるのです。
琉球での初めての環境問題も森林伐採が原因だったようです。
http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/2005/08/post_f9e4.html
私は沖縄のこのプロジェクトを始めるにあたって、森林伐採について考えました。
その時に都会の人が持っているエゴに気付かれました。
都会は空気と資源を消費し、田舎が森から空気と資源を提供します。
それゆえ、森を保存しておいて欲しいと都会は願いますが、田舎に住む人も
豊かな暮らしを願うのです。森のまま残しておけば、都会は潤うかもしれない。
しかし、地元に住んでいる人には我慢を強いている構図となります。
六ヶ所村の件もそうでしょう。自分たちから遠く離れた場所に尻拭いをさせていく・・・。
日常から切り離されていれば、心が痛むことはありません。
日本のこの豊かさも、世界(他地域)からの輸入物質によって成り立っています。
生産地が環境破壊してでも、日本に輸出していたら責任はどうなるのでしょうか?
地球規模で、環境への人間の関与を図ることはとても難しいことです。
なので、地域ごとのバランスをとっていく事しかないでしょう。
私は、私が関与することで、無駄な開発ではない、自然と共存した
地域自立の街づくりを志向していこうと考えて実行しています。
私は私のやりたいことで、できることをやります。
結局は各自の生活態度が影響します。商品・サービスを選択購入する
ということは、その製品の背景にある考え方、やり方を支持して
投票することと同意なのですから。
私からの提案として、直接開発に携われない人は、
「サステイナブル・ファンド」に投資されてはいかがでしょうか?
https://www.sustainable-investor.co.jp/si/fund/top.html
皆さんの資金という投票権を、環境問題解決のファンドへと投資することは
僅かな資金さえあればすぐできることですから。
冒頭に上げた言葉のように、解決策を始終求めている人にしか
偉大な発見はやってこないことでしょう。