彩り

人はすぐに白黒つけたがる。それは良いとか悪いとか。ハッキリさせないと気持ちが悪いのだ。頭の弱点でもある。幼児脳だ。ハリウッド映画はわかりやすい。だから理解されやすい反面、子供向けとも言える。

「攻めろ」と「守れ」を同時に言われたら混乱するだろう。が、その葛藤の中に答えがある。
「一体どっちなんだー??」という悩みの中からしか、価値ある体験とはならない。答えがないともいえるし、両方とも答えとも言える。

答えをすぐに求めるから、ハッキリさせたがるのだ。ハッキリさせたがる自分との戦いだ。本当に大事な事は時間がかかる。実が出来るまでは熟する必要がある。

答えが大事なのではなく、プロセスの中に意味がある。プロセス、経過が大事とはよく言われる事だが、大抵の場合、結果を出す為に経過が大事と捉えている。

結果の為ではない。例えば起業したとして、起業を成功させる為にプロセスを大事と捉えると、折角体験できることが半分以下になる。結果に邪魔となる事は体験しないでおこうとなるからだ。

ネガティブに感じた事も、結果を優先するならば無理矢理ポジティブにしかねない。無理してどこかにひずみが生じる。結果にこだわらないのだが、その前提の上で結果にコダワルことができたら高度だ。

プロセスの中、感じた事で自分が見える。そうしたら、別に起業じゃなくても他の道に気がつけるかもしれない。人生一度しかない。どうせだったら、色んな体験出来た方が幸せだ。

同じ仕事ばかりしていてもいいが、そういう人はこのBlogを読んではいない。いっけん同じ仕事に見えても、進化していれば外見は同じでも全く違う仕事となる。形式的な事を言っている訳ではないからだ。

自分と縁がある人は、菩薩志向があるのだ。菩薩の道も色々だ。どんな仕事でも菩薩道を歩く事は出来る。今の仕事でも菩薩的視点で取り組めば、全く違う仕事となる。

お寺に行くと、様々な仏像がいる。仏像の数だけ役目がある。自分の役目を全うできるか?そもそも自分の役目がわかっているか?ハッキリわかっていると言えるならば、それは自分で限界を作っている。

かといって、強い信念がなければ人には通じない。強すぎてもエゴになる。進化に終わりはない。答えは常に変化する。決めつけたら終わりだ。楽をしては、その瞬間から後退を始める。

世界は広大だ。人が一生かけたところでわかる事はたかが知れている。しかし、一瞬で世界がわかる事もある。その一瞬を求めて人は歩き続ける。

毎日違う自分であっていい。ぶつかり合って、協力し合って、カラフルな色を表現し輝くんだ。色んな色を楽しみながら。

「彩り」への8件のフィードバック

  1. 最近このブログを読ませてもらうようになりました。私は毎日企業のなかで私自身存在価値を探しているところです。正直このブログは難しく感じますが、とても考えさせてもらってます。特に貴方のおっしゃる菩薩と云うことは殊更理解しがたいものがあります。いつからそんな風に変わったんですか…

  2. 結局、二度と社会復帰出来ない自分に対する言い訳ばかりをよくこんなに長々と書いてられるもんだと感心しています。
    白黒ハッキリ出来ない自分への言い訳…
    どこまでもグレーって事でしょ?
    これじゃモエも田中と再婚考えるワケだよ。
    一体何やってるかわかんないお前よりずっといいしな。
    子供のためにも、夢みたいな事ばかりふいてないで、いい加減、頭冷やして自分の現実を受け入れよ‼

  3. 尾関さんのブログを聞くと、こころの中に共感と苛立ちを覚えます。
    共感は既にクリアした問題、苛立ちは新しい概念への挑戦。
    このブログはとても素敵な鏡です(^.^)
    p.s.
    ハリウッド映画ってつまらないですよね。
    時間割いて映画館まで見に行ったんですけどガッカリしました。
    アメリカ神話の崩壊ですね。

  4. 偽善
    思いやり、人助け、動物愛護、環境保護、平和、愛…
    そう云う事を声高に訴える者ほど、其れらと対極の人格に支配されて、本質は深く覆い隠されてしまっている。
    風雨寒暖に無縁な恵まれた生環境に在りながら、他人を助ける為にそこから離脱する事は出来ず、
    なおかつ自分の存在意義が分からない事実に蓋をしている暗い心の闇のなかで、風前の灯火となってしまった自分自身の本質の叫びが湧出し、泣きじゃくる子供である
    ただ、己が助けて欲しい
    だけなのだ、素直にそう云えばいい。
    助けてください¥(//∇//)¥

  5. いつも拝読させて頂いています。
    このブログだけは尾関さんにしては珍しく全くキレがなく惰性を感じます。
    ちょっとシビアですが、逆に俗人らしさをを醸し出しているので菩薩との対比がしっくり来ない感じがあります。
    人間らしいといえばそれまでですが、やや底が見えたような印象に何時もとは違う尾関さんを感じています。

  6. ブログを拝見していても、何も出来ない人。。。そういう風にしか感じられません。
    結局のと「zeel」を追い出されて「birth」を閉めてから何一つ形を作れていない。ということですよね。
    フィクサー気取りもいいですが、何か表立った活動を示さない限り良くないことをいわれるばかりだとおもいます。
    風営法で逮捕されてからはダーティーな事ばかりに手を染めているのでしょうか⁈
    色々と噂話を耳にしましたが、僕は尾関さんのこと嫌いじゃありません。
    頑張って下さい‼応援しています‼!

  7. いつもブログを覗かせてもらっています。
    色々な事があったようですが、
    こういうtypeに変換してしまうともう取り返しはつかないものです。
    私の知り合いにもおります。
    バカに付ける薬はありません。
    被害者はお子さんでしょうなぁ♀♂
    早く目が覚めることを祈りますか。

  8. やはり、気がついちゃいけないことを、尾関殿が書き込みしたとたんに、足を引っ張る方々が現れましたね。家族や、子供のことを、口々に、・・・まあ、これも、試練でしょう・・・。しかし、選択権は、尾関殿にある。しかし、工作員のように現れる、書き込みは、何のキーワードに反応したのでしょうか?(笑)気をつけましょう。

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