『要望者たれ』

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『要望者たれ』  2003.12.15
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「私は以前、才能は一瞬のきらめきだと思っていました。
けれど今は、10年とか20年とか30年とか、同じ姿勢で
同じ情熱を傾け続けられることが才能なんだと
思っています。」
羽生善治
おつおつ。気付いたらあと16日で今年も終わり。わくわくしますね。わくわくしす
ぎて盗聴器仕掛けていませんか?気をつけてくださいね。
さて、先週末は大阪・神戸に行っていました。大阪では、先々週くらいに、松下
原理主義のサイボウズ高須賀社長に教えられた、松下歴史館を訪問してきま
した。

幸之助翁は、愚直なまでに経営を考え続けていた人だと改めて感じ入りました。
継続して不断の努力をすることは才能だというような趣旨を羽生さんも語ってお
ります。仕事とは、人間とは、会社とは?といった本質的な事柄について、ずっと
思案していたと思われる言葉の数々に出会うことができました。
一番印象に残ったのは、
「リーダーたるものは、要望者であれ」という言葉です。妥協や満足をすることなく
不断に向上し続ける精神には恐れ入りました。トヨタもそうですね。常に改善。そ
の塵も積もれば方式が大きな結果を出すことは現実が実証しています。
ただ要求するだけではだれもついていきません。自然と「よし頑張ろう」と思って
しまう幸之助翁の語り口を分析すると面白いと思いますよ。私もいくつかヒント
を得てきました。
京都に松下資料館があるらしいので今度はそちらにいってみようかと思います。
ではでわ。

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