視点の拡大

目の前のことにハマりすぎると、視点が狭くなる。日々の仕事に埋もれてしまうと、何のためにそれをしていたのかを忘れがちだ。大事を忘れて小事にハマりすぎると、大事を失うことにもなる。

 かといって、小事をおろそかにして、大事は成し遂げられない。基本は目の前のことができなければ、その先もない。ただ、時には小事だからこそ、大事のために優先順位を考えることも出てくる。目の前の仕事をやり遂げようとするあまりに、大きな仕事のチャンスを失っては元も子もないからだ。
 コツは、自分で気付こうとしないことだ。
自分ではどうしてもハマりやすい。客観的に見てくれる仲間がいると心強い。
問題にハマっていないか?
いま優先すべきなのか?
意識を向ける先が違うのではないか?
問題は単独では存在しない。つながり合っているからこそ、そこだけを見ていては「木を見て森を見ず」となる。バタフライ効果のように、全然関係ないと思われることが関係してるかもしれない。日本流に言えば、風が吹けば桶屋が儲かるだ。
桶を何とかしようとしても、風が吹かなければどうにもならないのかもしれない。見えないこと、分かり難いこと、一見遠回りに見えることから挑戦するのがいい。難しいことからやるべきだ。簡単なやり方はいつでも出来る。いつでも出来ることからやるのではなく、いつでも出来るからこそ、それを取っておいて、難しいやり方から挑戦するのだ。
1+1=2
当たり前だ。しかし、
1+1=6
1+1=11
にならないだろうか?と発想を飛ばしてみる。すると、思いがけないヒントが見えたりする。そこから独創は生まれる。
ビジネスマンだからビジネス本しか読まないのは世界を狭くしている。関係ない世界と触れることで、新たな気付きが得られる。
この世の真理を最初に見出したのは、宗教や芸術だ。感性が先で、あとから論理がやってきた。科学にしたって、先に仮説があって検証してきたのだ。だからこそ、美意識が必要なのだ。ビジネス上の問題を解決するのでも、センスがあるのか、センスがないのかで、全然違ってくる。
どの世界にいたって、道を極めるには苦悩が必要なのだ。どんな道も楽ではない。センスは簡単には身につかないのだから。

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