太郎菩薩

草食男子という言葉を流行らせたananが昨年予言していたのは、

「菩薩系男子」という言葉だった。この言葉が流行らなくても問題ない。時代に敏感な人間たちが気づいたものすべて流行する訳ではないからだ。タイムラグもあるし、深層意識の場合もある。
今年はどんな年か?ずばり菩薩の年だと言おう。菩薩の活躍が時代をリードする。その中でも、生誕100周年である岡本太郎が象徴だ。太郎菩薩が時代を創造する。
岡本太郎が死去したとき、ある自然現象が起こったことをご存知だろうか?

太郎が死んだとき、なんと地球に隕石が飛び込み爆発したのだ!これ以上のシンクロがあるだろうか。

彼の深層意識は、世界の深層意識とシンクロしていたのだ。

太郎は、芸術を呪術と捉えていた。世界に呪術をかけていたのだ。その成果が熟成されて表面化されてきたのだ。渋谷に復活した、「明日の神話」も勿論その一環だ。ちなみに、11月17日に設置された。

彼の芸術は一般的な理解を拒むから、いつも新鮮でいられる。理解されるとは消費されることだ。「そういうことか、なるほど」と途端にわかったつもりになり、飽きてしまうのが大衆だ。
目に見えたり、わかりやすい理解で感動は伝わらない。
本当に伝わるものは、見えない世界での振動だ。それが魂を感動させるのだ。

太郎が仕掛けた、世界を変革するための呪術という仕組み。それが発動している。信号をキャッチできるよう太郎が再注目されていく。

岡本太郎は若い頃、秘密結社にて神秘体験をしている。

世界の本質を体験したのだ。

世界はすべて見えない部分にこそ真理がある。人間の心だって見えないではないか。

世界の深層意識と自分の深層意識は繋がっているんだ。自分が世界だ。自分の深い部分の葛藤を見つめれば、世界を見つめているのと同じなんだ。

一見、世界は政治家など表に出ている人間が動かしているように見える。しかし、必ず裏方の人が介在しているし、もっというと、そういう人たちも含めて、全人類にこっそりと深く影響を知らず知らずに与えている人間がいるのだ。

その一人が、間違いなく岡本太郎なのである。太郎を知ろうと知らなくても関係ないのだ。彼の残した、見えない物質が飛び回り、意識されることなく時代を創造していくのだ。

1996年1月7日、今日が彼の命日だ。
死んでまた蘇ったのだ。
偶然、昨日この祭りを知った。
我々は裏側から太郎菩薩の祭りを行っていく。

「太郎菩薩」への1件のフィードバック

  1. 岡本太郎の「芸術は爆発だ」を読んだとき、彼はセクシーだと、思った。
    それほどに、岡本太郎は概念と戦って生まれてくる「爆発(命)」を表現していた。(私にはそういう印象が強かった)
    岡本太郎が残した粒子は
    まず大衆の目には見えないし
    それは見えずして、心を動かしながら
    世界を動かしていくのだと
    このブログを読んで感動して思いました。
    コアなブログ記事、
    いつも、ありがとうございます!

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