なぜファッションか?

なぜZeelを創業したのかを聞かれることがある。
お定まりの答えとしては、こことこちらに書いたけど、
前者は、どういう会社を作りたいか?後者は、どんなサービスが欲しいか?で
なぜファッションか?ということについては公にしたことがなかった。
それは深く考えたことがなかったからなのだが、先日ソエダンナの前職の同期(各自が素晴らしい魂の持ち主)の皆さんと飲んだときに、考えるきっかけをもらった。
話はここでいきなり飛ぶが、人は全面的に成長しなければいけないと思う。
偏っていては駄目なのだ。偏りと強みは、常に悩ましい問題であるが、最近これは
机上の空論だと感じてきた。強みをいくら強くしようとしても、自然とバランスが取れるのだ。
例えば、野球でホームランを打ちたいから、腕力だけ鍛えていても成果はあがらないように。
ある程度までいくと、他の部分が制約をかけるのだ。人は、合理的も不合理も両方理解しないと
ならないのだろう。
話は戻って、私はITと呼ばれる業界で働いてきた。ITは効率化のツールである。これば便利である。
だから価値がある。経済合理性だけを考えたら、効率化を推し進め付加価値を上げる
事業をするのが最もだ。すると、投資になってしまう。
それは否定するわけではなく、もちろんそれは大変大事なことで、車の両輪でいうと
片輪である。私は、効率化の対極にあるのが効果的な行為なのだと仮定する。
今世紀は、効果的な経済行為を伸ばす必要があるのではないかと
思い込んでいるのだ。天邪鬼だからかもしれないが。
ファッションは、文化であり芸術ありつつも、経済的な側面を持っている存在だとは
いえないだろうか?
少々の経済的成功を得たが、まだまだ成功したくなってきたのだ。
が、それだけだとバランスが悪い。それにつまらない。
経済という外面的要素を更に求めつつも、内面的要素も磨いていきたいのだ。
そのためには形のない、一見評価しずらいことを行うのが楽しそうだなということで
ファッションを事業領域にしているのである。
外面の探求と内面の探求は同時に行われるべきだ。
どちらか一つでは成熟していないし、全面的な成長とはいえないと信じている。
ということで、いまZeel一押し商品。
オーダーメイドの靴はいかがですかー?
http://www.zeel.jp/Imai-Hiroki/
貴方だけの一品をどうぞ。

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