坊主

小学生以来に坊主にしてみました!お値段なんと840円!

BLOG IT! from [2009.09.24]  ごみ箱で尽きた命 | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ

[2009.09.24]  ごみ箱で尽きた命 | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ

佐藤記者は、両親が悪い、それを見過ごした住民や行政が悪い、などと声高に非難はしない。救う手立てはなかったのか、とマンションのベランダを見上げて、体を震わせて一人で泣いていた優衣ちゃんを思うのだ。 彼は核。実の親から虐待を受け、行政や地域から手を差し伸べられることなく、失われた幼い命。「ごみ箱の中で尽きた命」 この言葉が、我々すべてを糾弾しているような気がする。 いつから日本はこんな国になったか。その責任はどこにあるのか、と。

わが子と同じ音の優衣ちゃんは、その名の通り自らの優しさで
警告を発したのではないか。私たちの魂を繋いでいく子供は、
どの子も大事です。
我々が死んだあとの未来を考えましょう。
私たちは今何をできるのか?を。
一人の事件の後ろには同じようなことが100人以上に起きているのではないか?いま、悲しんでいる姿を想像し、少しでも周囲に愛の連鎖が起きたら
それが繋がっていく。
想像力が原点になる。

家族


よく聞く話で、
「家族がいるから頑張れる」とか
「子供の寝顔を見て癒される」とか、今までは
「ふーん」くらいにしか感じてなかった。
落ち込んだ時に、今まで一人で復旧措置していたけど、
家族の存在で助けられることを今さら自覚した。
人より感じるのが遅いのだろうけど、当たり前のように
いてくれたり、どんな時も離れなそうな安心感はかけがえのないものだ。
それだけでも嬉しいが、私たちにはこれまでの活動を通して
家族といえる仲間がたくさんいる。
恵まれているからこそ、当たり前になり、感謝がなくなる。
親がいて当たり前、子がいて当たり前、仲間がいて当たり前と。
昨日も交流会で、
「自浄作用が働くよね」と話していた。
おかしくなったら、指摘してくれる仲間がいて、
困ったら助けてくれる人がいる。それもちょうどいいタイミングで。
こうした環境に感謝です。
読んでくださり、ありがとうございます。

許せない気持ち

思い入れのある相手にされたことは印象に残る。
良いことも悪いことも。親、子、配偶者、恋人、親友、恩人、
などなど。相手が他人ならそんなに気にならないことも、
例えば親だからこそ、愛しさも憎しみも倍増される。
愛憎表裏一体とはよくいったものだ。
気になる相手だからこそ、余計に素直になれないものだ。
特に裏切られたと感じた場合、恨み骨髄に徹するとなる。
だからこそ、自分にとって学びとなるが、本人にとっては
そんな呑気なこといっていられない。
恨み骨髄になると、やはり体に影響が来る。
人を呪わば、穴二つです。
でもだからといって、簡単に許せない。
だから悩み苦しむ。
わかっちゃいるけど、やめられない。である。
方法は色々あるけど、まずは自分の気持ちを
人に吐き出すことから始まると思う。
凝り固まったものを、吐き出ししながらほぐしていくことが
最初に効くのだ。涙と共に、ストレス物質は流れていく。
自分ひとりで頑張ってしまうタイプに、溜めている人が多い。
頼るのも愛です。その為に、他人は存在するのだろう。
自分で自分は癒すのは難しい。人がいて初めて糸口を掴める。
許せない気持ちが、許せたとき、大きな進化が待っている。
心広く、優しくなりたいですね!

神仏たちの秘密

神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
松岡 正剛
我々のご先祖様がどういう風に考えて、言葉や物を残していった
か?実はよく知らないことのほうが多いでしょう。そういうこと
を学ぶより、実用的な英語、科学、ビジネスを学ぶことが当然と
なっているのが現代です。
考え方は欧米のようになりましたが、実は感じているところでは
まだまだ日本的なる情緒、価値観が残っています。言葉は感覚を
まだ残しています。言葉が失われたとき、文化も失われるでしょう。
現代では、不足はダメなものと認識されていますが、
かつてはどうだったでしょうか?

「何かが不足している状態というのは、ふつうは不満の対象で
しかない。しかしそのように考えるのではなく、満足の美という
ものがあれば、同時に不足の美というものがあるのだと考えるん
ですね。ときには、むしろ不足によってこそ、完全や満足という
ものではあらわせないことが出現するとみなす。不足をいかに
美しくするかということによって、人々のなかに満足の美という
ものを感じさせるのです」

そこから、仮名や枯山水が生まれたと。
これは一例ですが、日本的な感じ方、考え方を活かした方法論も
一つの方法として思案してみる価値があるでしょう。
日本的方法を知りたい人は、本書は参考になるでしょう。
その他にも、雑学的なミニ知識がたくさん詰め込まれています。
「真名」と「仮名」
「荒魂」と「和魂」
「ムスコ」と「ムスメ」
「渥美半島」と「安曇野」
「ヒジリ(聖)」と「日知り」
「浄土」と「穢土(えど)」
「いろは歌」とは等々。
社会の波に飲まれずに、自分流の見立てをし、
美意識・価値観の合う仲間を作ることが
現代の箱舟となるのではないでしょうか。

夏の終わりに

F1000091
F1000091 posted by (C)ふぁーふぁ
二度と戻ってこない夏が終わりに近づいている。
セミの声が切なく聞こえてくる。
久しぶりに実家の周囲をめぐった時、
思い出の場所はほとんど住宅地になっていた。
少しだけ残る変わらぬ場所。
いつまで残っているだろうか。
変化の時代だ。だからこそ、今のこの瞬間を
大切なものに心をおきたい。
「葉隠」の忍ぶ恋のように。