終わり良ければすべてよし

今年は来年の雛形になったのだと思う。浄化の年。
そして、旧暦でみたほうが良い感じだ。
今日は旧暦でみれば、12/5。まだまだである。
とはいえ、新暦では大晦日なので振り返ってみる。
一言で言えば、道が分かれ始めた年だった。
来年になると更に分かれてくる。分かれ道を戻るのは
大変である。吉と出るか凶とでるか?
勝てば官軍、負ければ賊軍。
潔くこの道を邁進していく。
周囲の人もどんどんとご自分の判断をされており、
好むと好まざると態度が明確になってきている。
中途半端では済まさない。
関わったらトコトン。傲慢や驕慢の罠に陥らぬよう
注意しながら、素直に生きていこうと試みてきた。
失敗もたくさんある。成功もたくさんある。
来年に向けて貴重な経験を多く積めた。
この体験が力になる。
そしていま、今年最後の大仕事をする為に、
じっと念を込めている。じっくりと練り上げて、
いざその時を待つ。

餅つき

風の谷幼稚園の餅つきに参加!普段使わない筋肉をつかい、いま字を打つのも辛い(-_-)

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
松岡 正剛
21日に紹介した、17歳のための世界と日本の見方の続編。
これも面白い。この本を読んで初めて、自分は無意識に明治維新を
無条件に認めていたことに気がづきました。
明治維新は素晴らしいことになっているが、果たして本当にそう
だったのか?あれから日本がおかしくなったことはないのか?
日本的なるものとは何なのか?
考えさせられました。近代国家が背負っている業に、いつまでも
我々が付き合うこともありません。世界が混沌しているいま、
新しい仕組み作りに向かう絶好の好機です。
次の政治経済を考える上で、この本は経緯をわかりやすく要約して
くれているので大変ためになります。新年に向かって読書するには
最適な本ではないでしょうか。
年末年始で再度読み直して、「世界と日本のまちがい」をじっくりと
見つめてみたいと思います。

創聖紀

創聖のアクエリオン DVD-BOX
創聖のアクエリオン DVD-BOX
河森正治,寺島拓篤
かなーり時間をかけて、やっと全部見終えました。
ちなみに私はレンタルですが。一話一話に教訓が面白おかしく織り込まれ
半ば苦笑しながらも、終わりに興味があり、だらだらと気が向いたときに
見続け、半年くらいかけてやっと今日見終わった!
最後はよかったなー。
人の内なる心に潜む獣とどう向き合っていくか。
いま時代は新しい創世記を必要としています。
今に生きてる奇跡に感謝しながら、目の前のことに取り組んでいきたいですね。
愛とは、厳しくわかりづらいものですな。
制作者の野望に恐れ入りました。

17歳のための世界と日本の見方

17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
松岡 正剛
以前、坂井さんのご厚意で、連塾に参加させていただいたことがある。
その時は、なにやら難しいことをいっているなー。やたら物知りなだけの
いわゆる知識人なのかなーと失礼なことを思っていた。千夜千冊といった
膨大な書評も、ちょっと読むだけで先に続かない。長すぎるし、
わかりづらいと避けていた。名刺交換した時は、穏やかな教授といった
感じで、ゼミなら楽しそうだなという印象だった。
本屋で見かけて、実際の講義を基にした本ということで手に取ってみたら
面白そうなので初めてきちんと読んでみた。
面白い。急に興味が出てきて、次の本も買ってしまった。
それについてはまた。
17歳のためとあるが、大人も読んだほうがいい。
私もこの本を読んで、部分的だった知識がつながって合点がいった。
自分の好きな個所を一部紹介すると、こんなかんじ。

「・・イエスがイエス=キリストとして活動していた期間は大変
短くて、(略)せいぜいその五年くらいの活動です。(略)世界
史上で活躍して大きな業績をのこした人物も、活躍の中心期が五年
とか十年くらいにピークがあったということは、いくらでもある。
けれども言い換えれば、本当に何かをやりたければ、この五年という
期間は非常に大きいものなんです。ファミコンが広がったのも、
ケータイ電話が広まったのも、五年もかからなかったでしょう。
逆にいえば、五年もあれば、何だってできる。(略)
さらにいえば、イエスの五年間をある程度詳しく知っていたのは、
ペテロ以下の十数人の弟子だけでした。前回話したブッダの最初の
弟子が十人。釈迦十大弟子といいますが、でも結局はこの十人が
仏教の誕生に、あるいは十二人がキリスト教の誕生に大きくかかわ
ったわけです。ですから、何かをおこしたければ、最初の十人を
まず作るべき
なんです。そしてそのコア・メンバーとともに五年を
集中するべきです。それ以上はいらない。幕末の吉田松陰の松下村
塾だって、せいぜい二年です」

不幸は勝手に去る

自分の本道を歩めば、自然と人がより分けられていく。
邪な人は自然と自分の邪な気持ちも持ってでていってくれる。
そんなお話をお聞きしました。
類は友を呼ぶということでしょうかね。

閉校

切ないですね。ここの小学校で講演したので思い入れがあります。

志操

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)
世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
最近読み返している。
志操とは、主義や考えなどを固く守る意志のこと。

「自分はちかごろこう思っている。志操と思想をいよいよ研ぎ、
いよいよするどくしたい。その志と思いをもって一世に跨らんと
している。それが成功するせぬは、もとより問うところではない。
それによって世から謗られようとほめられようと、自分に関する
ことではない。自分は志をもつ。志士の貴ぶところは何であろう、
心をたかく清らかに聳えさせて自ら成すことではないか」p131

松陰の気持ちと同感である。

火を見てると魂も燃えてくる!日々戦いの連続。半端なことをしたら自分に跳ね返ってくる。勝てば官軍、負ければ賊軍。諦めなければ負けはない。サポートしてくれる仲間もいるし、心強い。さー年内も戦うぞ!

龍馬からの伝言

素敵なお酒をいただきました!
中村屋 二代目 山本将守さま、ありがとうございます!
「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」とは洒落てますね。